自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/04/17

田植え時期

社内の玄米クッキーでも使わせて頂いている玄米は、
無農薬・無化学肥料で不耕起栽培のものです。

また、更なるこだわりとして、
「冬期湛水」といって、冬場でも水をはっていることから、
沢山の生き物が集まり、環境にも優しい田んぼでつくられたお米です。

以前、田んぼを見学させて頂いたこともありますが、
お米をつくるというより、お米をとりまく生態系を意識されていて、
生態系丸ごとで豊かな田んぼだと、とても感動しました。

今年はこちらの農場で、田植えのお手伝いをする機会を頂くことになり、
先日、田植え時期について確認させて頂くと、

「自然のことだから、直前にならないといつとは言えないんですよね。」
とお返事を頂き、
自分の質問に、とても恥ずかしくなりました・・・(苦笑)

人間都合・自分都合でスケジュールを決められるというのは、
自然を相手にしていれば、到底無理なことですし、

もし、それができているのであれば、
自然を無視していたり、自然から離れてしまっている証拠で、
実はとても不自然なことなのかもしれません。

自分の思いどおりにしたい心を改め、
自然を相手にしている方々を見習い、
柔軟性を持って謙虚でありたいと感じました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子