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稽古から行事へ

週末は、室礼のお稽古にいきました。

 

今回のテーマは五節供の中でも馴染みが薄めの「重陽の節供」。別名「菊の節供」です。

 

 

そんな中、先生からは

 

「『稽古』で終わらせず『行事』までひっぱって下さいね」

 

とお話がありました。

 

・・・というのも、本来お稽古とは、文字通り「古(いにしえ)を稽(かんが)える」という意味のようで、そんな「古いことから学んだことを行ってこそ」ということのようです。

 

ついつい学んで満足したり、分かった気になったりして終わりになりがちですが、先生の仰るとおり「古きを学ぶ」で終わらせず、実際に、節目に願いを込めて手を動かしたりと「事を行い」、季節の移ろいにあわせて年中行事や暮らしを楽しんでいきながら、その先の次世代へとつないでいけたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子