仕事をする中で、自分の「思い通り」にしている時、
振り返ると、周りにしわよせがいくことを感じます。
これは、農法でいえば・・・
人間が農薬や肥料、除草剤等、様々なものを加えて、
自然を「思い通りに」コントロールしようとする
「慣行農法」と共通すると感じます。
自分自身は、あるがままの自然環境を優先し、
生態系の豊かさを守りながら、人間が手助けしていく
「自然栽培」のような生き方を目指しているのに、
身近なところで、まだまだ実践が追いついていないことに気付きます。
自分勝手ではなく、
お互いを生かし合う思いやりのある社会を望むなら、
まず自分自身がそういう生き方をしていくことを、
大事にしていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子