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社内木鶏 ~2018年9月~

本日は月に一度の初心会議。

 

そんな初心会議の朝には、皆で人間学を学ぶ月刊誌「致知」を読み、自身の実践と照らし合わせながら、皆で感想を共有し学び合う「社内木鶏」を行っています。

 

 

◆社内木鶏
https://www.chichi.co.jp/study/contentsstudy/shanaimokkei_about/

 

自分だけで読んで完結するよりも社内木鶏によって仲間の感想や気づきなどをきくことで学びもグンと深まることもあり、せっかくだったらそんな自分たちの感想をクルーブログでも紹介していったらよいのでは?!・・・という声が今日出たので、今回からこちらで発信していけたらと思います。

 

到知の9月号の記事の中から、私が選んだ記事は「大病を乗り越えて見えてきたもの」です。

 

◆大病を乗り越えて見えてきたもの
https://www.chichi.co.jp/info/chichi/pickup_article/2018/tamuraayako/

 

今回印象に残ったのは「人のためになるような絵が描ける人間になりたい」とこれまで自分のために描くことしか考えていなかったたむらさんが実体験をもとに変化した時のお話でした。

 

今回のテーマ「内発力」は、内からの欲求によって湧き出す力・・・とありましたが、そういう意味では自分自身が20代の時に「自分のモノサシをもった人間になりたい」と強く思った頃のことを思い出します。

 

それは、キーコーヒーを退職後の無職期間にパーマカルチャーの合宿や沖縄のボランティアなど様々な場所で出会った人たちが、世間の価値観に流されず自分で考えた意見をしっかりと持ち、キラキラ楽しそうに見えたから。

 

いつも自分で考えることもあまりなく「これやっていいですか?」などと誰かの管理の下や歯車の中で生きている傾向が強かった自分にとっては、「今あるあたりまえのことまで疑っちゃうの?そんなことまで自分で考えていいの?」と目から鱗の連続。そして、そんな風に自分も生きてみたいと思ったわけですが、自分の人生が本当の意味で楽しくなったのも、やっぱりこの「内発力」が行動に変わってからだったように思います。

 

昨日はちょうど「光徳」という言葉を深め、それぞれに光輝く徳を持っていて、それは主体性によって引き出される・・・ということを学びましたが、まさに内発力はこの主体性とも繋がっていると感じます。私自身もこの光徳というものをとても大事にしたいと感じるからこそ、自分が持っている徳でもある自分らしさを追求し、それを磨き続け貫く生き方を体現することで、誰かの背中を押せたり力になれたらなと感じます。そして、私が安室奈美恵さんにも魅かれるものも彼女にそんな生き方を感じるからなのかもしれないと、改めて気づきました。

 

もちろん今でも、自分が自分の本当の声ではなく、世間の価値感を気にすることが時折あるものですが、子どもたちの内発力を守るためにも、自分や周りの内発力をおさえこむことなく、引き出す働き、生き方を大事にできたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子