先日息子のお友達(小学生)が集まってボードゲームで遊んでいました。
そこには小学生の兄や姉を持つ園児たちも居合わせ、彼らが遊ぶボードを興味深く見つめていました。せっかくなので少し難しいかもしれないと思ったもののボードゲームを彼女たちにも差し出しました。
サイコロを振り、コマを進め、ゴールを目指す。とてもシンプルですが、彼女たちにとっては大冒険。またそのボードを囲んだ4歳たちの会話はとても面白いものがありました。
サイコロを振り、目の数だけコマを進めることも…分かれ道に差し掛かってどちらか道を選ぶことも…アイテムを使うか否かを決めることも…4歳は4歳なりに、ちゃんと話し合いながら決めていきます。
それも相手に聞いて合わせるばかりでなく「私はこっちにしたい。」とそれぞれが言い合えること、言い合った上で「どうする?」と考えること。
まだ幼くて難しいだろうと思っていたこちらを良い意味で裏切り、彼女たちはしっかりとコミュニケーションを取りながら、ゲームを楽しめたようでした。
まだ4歳、いやいや侮るなかれ4歳。きっとこちらが思う以上に「人として」の心や行動は育まれているのだと、改めて気付くことが出来ました。
エールキーパー
秋山 有紀子