今日は面談についての体験型ワークショップを行いました。
ミマモリングソフトウェアから、「その子の育ち」の
資料を手元に持って面談を行う場合と
手書きで書いたその子の姿、もしくは何も用意なしで
面談を行う場合。
この二つの違いを、「保護者」「保育者」それぞれの立場から
体験をしてもらうと、参加者からはこんな学びがあったと
教えてもらいました。
「手書きや何も準備をしないで面談に向かうと、
自然とその子の『できていない部分や気になるところ』を
見てしまい、会話の8割がそのことについて話をしてしまう。
ミマモリングソフトウェアの『その子の育ち』を使うと、
その子が今どんなことが発達したのかを
5領域から伝えることが出来るので、否定的に見なくて済む。」
お聴きしてみると確かに、「今」を「できていない」とみるか、
「ここまで発達した」とみるか。
「今」を見るまなざしが自然と肯定的になりやすい環境、
導線づくりが「その子の育ち」を活用することで定着しやすくなるのだと
感じました。
また、「できていない」ことは
その子の今の発達状況を知らなくても、判断することはできます。
では、今その子がどこまで出来るようになったのかは、
軸足を相手に置き、寄り添うその気がないと知ることはできません。
今どんなことが出来るようになったのか。
その眼差しと気持ちを大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海