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見守る

昨日の「保育環境セミナー」で、藤森先生から「見守る」についてのお話がありました。

 

 

以前、藤森先生が出張の際、飛行機の出発前の待ち時間にラウンジで仕事をしていたところ、集中して出発ギリギリになってしまったそうで・・・

 

一緒にいた助手の先生に「なんで言ってくれなかったの?」ときくと、「集中していたので見守っていました!」と言われ、「それって見守るじゃないよね。笑」「今度からは『こんな時間になってますけどどうしますか?』ってきいてね」というやりとりがあったそうです。

 

そしてそれと同じように保育現場においても、遊びに熱中して給食に来ない子に対しては「給食の時間になってるよ。どうする?」と聞くことが大事なことだとおっしゃいます。

 

また、そこで注意が必要なのは「給食の時間になったからいきなさい!」ではなく「どうする?」と本人にきいてあげて、最後の決定を子どもにさせることだとも。

 

見守るの「守る」は保護するではなく意思を守るということ。

 

改めて、見守る奥深さを感じ・・・自分自身も大事にしていきたいと感じました。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子