カグヤではみんなが気持ちよく、そして楽しく働ける会社をと、毎月テーマを決めて改善に取り組んでいて、8月の月間テーマは「面白がる」でした。
例えトラブルが勃発しても、悲観するのではなくそれを面白っがてしまえば気持ちも上向き、おのずと協力し合う姿勢が生まれやすくなるということなのですが、実際には口で言うほど簡単ではなく、嫌なことかあればやはりマイナスに引っ張られてしまいますし、思わず相手に矢印を向けてしまうことだってあります。
こちらの想いが深ければ深いほど、周りの反応をシリアスに受け止めてしまいがちで、他人の優しさも見えにくくなってしまいます。
するとますます孤独になり、負の感情が増していくのです。
そこで、ちょっとした試み。
一旦、その状況から自分の感情を切り離してみることにしたのです。
ニュースでも見るように、起こった状況だけに注目し、「嫌悪」「怒り」「落胆」「焦燥」といった自分の感情は他人ごととして端っこの方に追いやってしまうのです。
すると不思議と、色々な局面に疑問が湧いてきて、トラブルの原因の多くは思い違いなのではと思えてきたのです。
そしてその疑問や思い違いを、その時の状況を思い返しながら辿っていくうちに、「なんだそんなに大したことじゃないか」と思えてきて、同時に周りからの助けや気遣いにも気づくようになったのです。
心に余裕がないと面白がるのは難しいことですが、ネガティヴな状況になった時こそ、負の感情に押し流されることなく楽しい方を見るようにしていきたいと思います。
ミッションパート
佐藤真樹