自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/05/21

田んぼの仲間

先日、田植えをさせて頂いた藤崎農場には、

カエルや

タニシ

他にも、メダカやクモ、ヒル等・・・
沢山の生き物がいました。

今は、藤﨑農場で分けて頂いた苗を、
社内や自宅のベランダで育てていますが、

我が家のベランダ苗の水の中にも、
名前の分からない小さな虫を発見したものの、

藤﨑農場に比べると、圧倒的に生き物の量が少ないこともあり、
なんとなく寂し気なかんじがしていたところ・・・

ちょうど絶妙なタイミングで、農場スタッフの方が、
会社宛てに、田んぼの土(泥)を送って下さいました。

「泥の中には、タニシ、モノアラ貝、ミジンコ等いるので、
バケツ苗の田んぼに放して下さい。
田んぼの仲間なので、稲と一緒に育てて下さい。」
というメッセージも頂き、

早速、紙コップに分けてクルーにも配布し、

各々の家庭へと運ばれました。

もともと一緒にいた稲と生き物たち。

やっぱり、稲が仲間と一緒にいるのを見ると、
私自身も、自然と嬉しくなってきます。

この小さなベランダ苗を取り巻く世界にも、
更に仲間が増え、豊かな生態系がうまれるのがとても楽しみです!

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子