今日、宮崎県の保育園へ訪問した際に、園のおやつを頂きました。
こちらは芋と餅を練ってつくったおやつで、その名も「ねったぼ」。
郷土料理ということで、初めて頂きましたが、柔らかくモチモチした食感にお芋の甘みがしっかりあって、とても美味しかったです。^^
地域ごとの産物を上手に利用して、風土にあった食べ物として作られ、食べられてきた郷土料理。
そういう意味では、郷土料理の味はまさに故郷の味ですから、こうして、郷土のものが残っていくというのは、子どもにとっても本当に大事なことだと感じますし、
子ども達がこうして保育園や家庭などで食べた味を記憶し「あの時食べたあの味」としてやがて次世代へ伝えていくことを思うと、郷土料理を継承していくにあたり、私たち大人の責任は思った以上に大きいのかもしれません。
こんな風に、その土地に残る料理を頂けるのは、出張の楽しみのひとつにもなっていますが、今、郷土料理の継承が絶たれつつある地域もあるようですので、私たちの祖先が大切にし受け継いできた郷土料理をいま一度見直してみたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子