神社に参拝すると、どうしても心惹かれて引いてしまう「おみくじ」。

今年の初詣でもおみくじを引きましたが、【家庭】の運勢にあった

「過保護はたいがいにしなさい」

という文言が自分にピッタリすぎて衝撃を受けつつも、なんだかんだ新年の始まりに引くおみくじは楽しみなものの一つです。

このおみくじですが、昔は国に関する重要事項や後継者を選ぶ際に、神様の意志を占うために使われていたそうです。

あの足利将軍家でも一時期、後継ぎを決める際にくじ引きが行われていたそうで…今ではちょっと想像できない話ですよね。

おみくじ（くじ引き）は今では運勢を占うようなものになっていますが、本来は神様から選ばれたものが重大な役割を担うという考えから来ているもののようですね。

運も実力のうち、ということわざもある通り、その時々の運勢で人生は変わっていくようにも思います。

時代とともにおみくじ本来の重みも薄れている気がしますが、その分気軽に引けるようになったおみくじは庶民の味方なのかもしれませんね。

私のように自分の状況に当てはまるようなことを言われると、やはりドキッとして、いきなり書いてある内容の重みが変わってきたりするものです。

何はともあれ、今年も新年のあいさつを神様にして、すがすがしい気持ちで一年を過ごすことができそうです。

美化コーディネーター

眞田　由莉