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体験

昨日に引き続き「職域別セミナー」での藤森先生のお話からです。

 

 

保育園での食事は、栄養だけを与える、おいしさだけが大事なわけではなく「体験」が必要なので、レストランとは違って、たまにはこげついたお米を出すのも、まずい体験があってもよくて、そのような色々な体験から「これはまずいね」「おいしいね」を子どもたちが体験するのが保育・・・とのことでした。

 

そういう意味では、「体験」という目で見ると、色々なことがおおらかに受け入れられるような気がします。

 

自分自身も、ついつい「おいしい」「楽しい」「正しい」など・・・プラスのようなものを求めがちですが、子どもだけでなく大人社会においても、それぞれの人生が豊かに味わっていけるよう、保育の考えを見習って、まずくても大変でもそれを「悪」として排除せず、そんなことがあっても「体験」として大事に尊重していけたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子