今週末に行われる、ある保育園での理念研修のために、寒さも厳しいものですから、参加者の先生たちにカイロを用意することにしました。

そこで、せっかくなら少しでも心も体もあたたかくリラックスして参加してもらえたらという思いで、「一つひとつのカイロに、元気や勇気がでるような名言を書いていこう！」と、皆で本やネットから名言をピックアップし、シールに書いて1枚1枚カイロにはっていきました。

ザっと200程度の名言に目を通したと思われますが、改めて、様々な方面で沢山の名言が残されていることを知り、それらの名言に触れる中で「ほんとそうだなぁ」「これは深すぎて自分にはまだよくわからないなぁ」「いいこと言うなー」など、

言葉の力を感じると共に、そんな名言の背景には、その人その人の人生やそこに向かう生き方が現れていることを感じました。

また、沢山の名言を「手書き」するのは大変そうとも思いましたが、いざやってみると、それぞれ見つけた名言を教え合ったり、自分の人生体験からうまれる名言を書くクルーもいたりして、とても楽しい時間に。^^

私にとっては、自分を見失っていたり、苦しい時ほどこれらの名言が心に響いてきたり、背中を押されたりすることが多いものですが、それはきっと、名言をうんだ方々が、自分の人生を通して体験し、痛い目に合ったり乗り越えたりする中でうまれた大事な言葉だからだとも思うので、

自分自身も、苦しいと思える体験であっても、やっぱり流さずに大事に受け取って、そこから生まれる希望を見出しながら、体験の素晴らしさ、人生の豊かさを子どもたちにも伝えていける大人でありたいものです。

かぐやかコーディネーター
宮前　奈々子