「嘉祥菓子の室礼」の繋がりで、先日社内では、白瓜や茄子、空豆等をつかったソーメンや豆ごはん等を頂きました。
そんな中、無病息災を祈願してつくった菓子は、「水無月」という和菓子。
こちらは、三角のういろうのようなものに、小豆がのったものですが、それぞれに意味が込められています。
上部にあたる小豆は、悪魔祓いの意味があり、三角の形は、暑気を払う「氷」や、厄除けの「うろこ」をあらわしています。
室礼のお稽古でも、同様に感じることですが・・・
一つひとつのものに、自分が思いもよらない意味や、込められた深い想いを知り、沢山の驚きと感動があります。
実は、どんなことにおいても、自分が見ているもの、理解しているものは、表面的でほんの一部分でしかないのだろうと、肝に銘じ、裏側に込められたものを見れる、感じとれる自分であれるよう、もっともっと沢山の体験をしていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子