自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/06/08

水無月の和菓子

「嘉祥菓子の室礼」の繋がりで、先日社内では、白瓜や茄子、空豆等をつかったソーメンや豆ごはん等を頂きました。

 

 

そんな中、無病息災を祈願してつくった菓子は、「水無月」という和菓子。

 

 

 

こちらは、三角のういろうのようなものに、小豆がのったものですが、それぞれに意味が込められています。

 

上部にあたる小豆は、悪魔祓いの意味があり、三角の形は、暑気を払う「氷」や、厄除けの「うろこ」をあらわしています。

 

室礼のお稽古でも、同様に感じることですが・・・

 

一つひとつのものに、自分が思いもよらない意味や、込められた深い想いを知り、沢山の驚きと感動があります。

 

実は、どんなことにおいても、自分が見ているもの、理解しているものは、表面的でほんの一部分でしかないのだろうと、肝に銘じ、裏側に込められたものを見れる、感じとれる自分であれるよう、もっともっと沢山の体験をしていきたいと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子