昨日は、先月末に理念研修でお伺いした保育園に訪問し、研修後の振り返りを園長先生たちと行いました。
そんな中で驚いたのは、研修後に不思議な出来事が次々と起きた話をお聞きしたことでした。
研修では、初代園長先生から現在の十二代目園長先生にいたるまでの69年の歴史を職員全員で振り返ったのですが、
皆で、その時代時代の保育環境を取り巻く変化と苦労に触れ、そんな先生たちのご尽力のおかげ様の中に今がある・・・と感謝の気持ちに包まれるような時を過ごし、また新たに70周年に向けて、時代は変わっても変わらない大切な事をこれからも考え実践していこうと、皆で前に進む力を頂いたわけですが、
そんな研修の翌週に、ちょうど研修を行ったホールにある仏像が新しくなることが決まり(こちらの園は仏教園)、それまで53年間園を見守って下さっていた仏像は、研修翌週に法人本部に返納されたそうです。
そのため、園長先生から「研修で今までのことを振り返り皆でお礼を言い合っていたけど、それはもしかしたらずっと園を見守って下さっていた仏像に対しての感謝やお礼に繋がっていたような気がしてとてもありがたかった」というお言葉が。
そう考えると、こちらは理念研修をしたつもりでも、実際にはそれ以上のことが起きていたりして・・・
そんな風に物事は決して人知で考えている事だけが全てではなくて、人知を超えたところで様々な奇跡が起きていることを思うと、どんなこともきっと深い意味があると信じて、心を澄ませて一所懸命に取り組んでいきたいと感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子