先日のブログでも発信したとおり、ひな祭りの思い出を聴くために母親に電話をしましたが、
◆三つ子の魂百まで
http://www.caguya.co.jp/kurashi/20087.html
ちょうど週末に室礼のお稽古があったので、そんな電話を通して気付いた話を先生にお伝えすると、「親に電話をしたのが親孝行。」と仰っていただきました。
その時はあまりピンとこなかったのですが、その後も両親とメールのやりとりがあったり、当時の写真をおくってもらう中で、
ひな人形は母方の祖母から、そして大人になっても毎年家に飾られていたひな祭りの色紙は父方の祖母が書いてくれていたことを知ったりするなど・・・
自分が知らないだけで、こんな風に節目節目で家族や親族にお祝いしてもらいながら大人になったのだと改めて感じられて、本当にありがたい思いがしました。
そのことを両親に伝えると嬉しそうな様子もあり、親孝行かはわかりませんが、思い出を掘り起こすことで改めて成長を喜び見守りに感謝できること、そんな幸せな時間を一緒に思い出せることは、やっぱり豊かなことだと感じます。
そして、メルマガという会社の実践があったから、親に聞いてみようと思えたり、親がまだ生きているからこそ聞けたこともあり、そういう意味でも本当にありがたいことづくしだと感じました。
父も「昔からの節目の行事(儀式)を最近は軽んじてきているように思われるけど、伝統の継承は精神的な支えとしても大切だよね」と言ってましたが、人生の通過儀礼には家族の思い出もあり、その時にやらなかったらやる機会もないものですし、たとえ記憶になくても確かに自分の中に残っているものや、こうして大人になってから気づけることも大きいですから、その意義深さを改めて感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子