携帯会社は大手3社(ドコモ au ソフトバンク)以外にも
その大手の通信インフラを使ったMVNOと呼ばれる格安会社が
近年は沢山誕生しています。
私も、2年ほどマイネオという会社を使っていました。
その会社では面白い取り組みがあります。
フリータンクと呼ばれるものです。
利用者がその月に余ったデータ量を善意で寄付してくれると
フリータンクにデータが溜まり、そのデータを他の利用者が
使うことが出来るという取り組みです。
(データをもらう場合は月に2度まで、最大1000MBまで)
https://king.mineo.jp/freetank
データ量が足りない誰かのために、
データ量の余った人がそのタンクにデータを入れる。
データを寄付する人と、
データを貰いに来る人とのバランスって、、、どうなんだろうか。。。
普通に考えたら、寄付する人のメリットよりも
貰いに来る人のメリットの方が高いはず。。。
タンクの中身はすぐに無くなってしまうのではないか。。。
そう思い調べてみると、
2015年12月にタンクの中に1TBが溜まった状態でスタートしましたが、
一年後には12TBが溜まっており、現在では100TB近くになっています。
災害支援タンクなども開始され、私たちが当たり前に利用している「データ量」を
通貨のように見立てて、募金をしたり、誰かを助けたりしているのです。
相田みつをさんの言葉の中に
『うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる
うばい合えば憎しみ わけ合えば安らぎ』
がありますが、これは様々な世界の摂理なのかもしれません。
このように、環境や仕組みを作ることで生まれる好循環。
家庭や会社、地域、国、世界の中で見つけ出していけたら幸せですね。
まずは自分の出来るところから、見つめていきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海