今日は、千葉県神崎にあるカグヤの「むかしの田んぼ」で祈年祭を行いました。
初めての「祈年祭」ということで、少し調べてみると・・・
これから1年の五穀豊穣などを祈る祭祀で、元々は「新嘗祭」と対になるとされる重要なお祭りということで、本来は民衆が行う田の神様への「予祝祭」でしたが、中国の大祀祈殻の要素を取り入れ、律令国家祭祀となったそうです。
予祝とは言葉どおり予め祝うこと。
今日の祈年祭でも「おめでとうございます」と宮司さんが仰っていましたが、
古来より我が国ではまだ起こっていない「こうなりたい」ことを、既に起こったかのように祝うことにより、実際その現実を引き寄せようとする祭が斎行されてきたようです。
祈年祭のおかげでまたひとつ、日本人としてのお祭りの取り組み方、行事のあり方を学びなおすことができた気がします。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子