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社内木鶏 ~2019年3月~

本日は、月に一度の「初心会議」でした。

 

毎回、初心会議の朝には、皆で人間学を学ぶ月刊誌「致知」を読み、自身の実践と照らし合わせながら、皆で感想を共有し学び合う「社内木鶏」を行っています。

 

◆社内木鶏
https://www.chichi.co.jp/study/contentsstudy/shanaimokkei_about/

 

そんなわけで今月もこちらのブログで感想文を発信していきたいと思います。

 

致知の3月号の記事の中から、今回私が選んだ記事は「意志あるところ道はひらく」です。

 

◆意志あるところ道はひらく
https://www.chichi.co.jp/info/chichi/pickup_article/2019/kikuma_tokura/

 

 

今回印象に残りとても共感を覚えたのは、「大切なのは自分を知ること。生まれた瞬間から亡くなるまで一番自分に寄り添っているのは自分自身であって、自分のことを一番知っているのは自分だと思うんです。自分との対話をしないで他人の意見とか社会の目とか、マスコミの情報とかに踊らされていると、自分の本当の思いとブレが出てきてしまうのではないかと思うんです。志というのは自分ときちんと向き合っていればどんな人にも必ずあるはずだと思います。」という内容でした。

 

以前「立志の時間」でも整理しましたが、私の志は「持続可能な社会への一因となるような働きをしたい」というものですが、結局、自分自身が社会を築く一員であるからこそ、自分の生き方を修正していくことがまずは自分にできるシンプルな方法では・・・と感じ、そのために心がけたい生き方、子どもたちにも残していきたい生き方として、らしさを尊重し合う生き方、おもいやりの生き方、恩送りの生き方などが見えてきて・・・簡単に言えば、自分の存在や働き、生き方が好循環への一因となれたら幸せだなぁと感じています。

 

そんな中で、今月は大きな気づきを通して、自分に芽生える気持ちがありました。ひとつは、雛祭りを振り返る母親との会話の中で、小さい頃にやってもらったことというのは、記憶に残っていなかったとしても、自分の中に確かに残っているものなのだと感じたこと。「三つ子の魂百まで」という言葉もありますが、幼少期の環境や体験が本人に与える影響というのは自分が思っている以上にはるかに大きいもののような気がして、そこから実際に児童養護施設など、保護者のいない子どもや虐待を受けている子どもに対して何かできることがあるのでは・・・と考えるようになりました。

 

他にも今月は、〇〇高校の高校生からは「一円対話」を通して、自分が目指す理想の社会をみせてもらい、△△旅館の女将さんからの多くの投げかけにより、自分の種(よさ)について考える機会を頂きました。その時に思った自分の種は「明るさ」や「信じる力」でしたがそんな自分の種で周りの方々の人生の歩みを応援できたらと思いました。

 

カグヤの理念のこだわりにも「自分にしかできないことをする」とありますが、それについてもまさに自分が持つ原石を磨いてあげることだと感じます。ついつい自分以外の周りが気になり、周りの人の原石を磨いてあげたくなったりもするものですが、そもそもそれはそれぞれ本人にしか磨けないものであり、そんなことをする暇があるなら自分をしっかり磨いて、周りを照らす方が理にかなっているのかもしれません。

 

なかなか整理しきれていないところもありますが、生きされている事実に自信を持って、志に向かって懸命に生きていけたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子