学び

BLOG

毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

学び

幸福度を調査する意味とは

目標設定よりも大切なこと

 

人生を生きる中で、人は何度となく、「目標設定」をしてきているはずです。

 

「部活で全国大会で優勝しよう」

「仕事でこんなことを成し遂げよう」

「プライベートではこんな人生を送ろう」

 

しかし、叶わぬ目標も沢山あったかと思います。

私も沢山あります。

 

その叶わなかった目標設定も、叶わなかった要因が

「外的なもの」と「内的なもの」、すなわち

自分に原因があったのか、それ以外に原因があったのか。

 

そうやって分けることも出来るかと思います。

 

自分自身の心が弱かったのか、

機会や環境による要因が大きかったのか。

 

しかし不思議なもので、同じ機会や環境を今の私が与えられていたら、

数年前の私では叶わなかったものが、叶うことがあるのだということも事実です。

 

機会や環境は変わらなくとも、自分自身が育てば見え方が変わってくるものがある。

 

それのひとつに「EQ=こころの知能指数」が関連していると感じています。

 

大人になるとIQは変動しづらいものですが、EQは高めていくことが可能です。

 

物事をどうとらえるかという「自分自身の心」次第では、IQの使い道が

違ってきてしまうように、それは極めて重要なことのように思います。

 

https://tabi-labo.com/187505/eq-habit

 

https://tabi-labo.com/132970/youre-emotionally-intelligent

 

 

私自身、社内での仕事を振り返ると、、

「営業」ではなく「コンサルティング・コーチング」という業務を通して、

「話す」「分からせる」「自分の思いを伝える」という世界から

「聴く」「質問する」「相手の思いを理解する」という世界へと踏み込む中で、

 

「前提」が変わり、そして自らの客観性や聴く力を少しずつ磨いていただいてきたように感じます。

(もちろん、まだまだ未熟ものですが、、、、)

 

改めて感じることは、目標に達成しない多くの理由の一つに、

目標設定に問題があるのではなく、その自らの捉え方自体が影響しているということです。

 

その捉え方を柔軟にし、磨いていく為には

前提要因としてEQを高めていく努力をまずは行っていくことなのだと感じています。

 

それは現代の「教育」を見ても明らかです。

 

「知識」という「IQ」を育ててきた日本の教育体制の中で、

 

社会では知っていても、体験していたり、体験から学ぶ力がなければ

意味がないことはコンピューターの誕生と発展により証明されつつあります。

 

そこでは国は、一方的に授業を受ける今までの方式から、

生徒が参画して学べる方式「アクティブラーニング」へと方法を転換しています。

 

そこに行きつく必要を感じている国の意向は

奇しくも、本日発表された「正解の国と地域の『幸福度』を調査した幸福度調査」

の結果にも表れているように感じます。

 

https://tabi-labo.com/132970/youre-emotionally-intelligent

 

日本は平均順位でも主要7か国最低。過去最低の58位にまで後退しています。

 

特に社会の自由度が64位、他者への寛大さが92位となっています。

 

私たちは、国として「幸福」をもちろん目指しているはずです。

そして、それが実現できるだけの経済力や国力も持ち合わせていながら、

何故、その「目標設定」が叶わないのか。

 

そこにはやはり、前提要因としての「何か」があるのだと思いますが、

それを紐解くための情報はまた、幸福度調査の中にも含まれているように感じます。

 

明日はまた、幸福度調査について少し調べていきたいと思います。

 

 

ミマモリスト 眞田 海