先日、室礼のお稽古で花祭りをテーマに春の花を生けましたが、その際に先生から「花器のお水のことも考えてみて」と。
確かにお水の量を足してみたり、水に浮いている葉などを取り除いてみると、満ちたきれいなお水が見えて気持ちのよさを感じました。^^
先生からは、お花が生けられている時、実際にはお花よりもお水を見られることが多い・・・というお話もありましたが、
社内でもお花を沢山飾っているものの、お水かえは結構大変だったりするもので、なかなか毎日とはいかないのですが、やっぱりきれいなお花が飾られていても、水が濁っていたり、汚れていたり、少なかったりすると、自分自身もなんだか残念な気持ちや居心地の悪さを感じるもので・・・
室礼やおもてなしは「心」あってのことだと思うと、まさに、表に見えづらいお水などを見れば、その心がうつってしまうものですから気を付けないとですね・・・^^;
ついつい見えるところばかり意識しがちですが、子どもたちのことを考えるとなおさら、見えるとこだけきれいにすればよい、見られている時だけやればいいなどという考えや行いには注意して、正直な生き方を大事にしたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子