こんにちは、女将です。
東京は桜満開です。
今朝はぎこちないスーツ姿の人をたくさん目にしました。
またしても自分の通うスポーツクラブの話になりますが、このジムでスタッフとして大学時代を過ごした学生の多くがそのまま母体企業に就職します。
といっても最初の赴任先は別施設というのが慣例なので、卒業と同時にお別れです。
この時期は毎年、寂しい気持ちと門出を祝う気持ちが複雑に入り乱れます。
自分の親も私と姉が上京するとき、こんな気持ちだったのかなと思ったりもします。
彼らと過ごした4年という歳月は物理的には長く感じても、体感的にはあっという間です。
ここを卒業していくまでの残りひと月、一日一日、一回一回のレッスンがとても大切な機会になります。
あと何日、あと何回・・・
そうやって皆が、彼らと一緒にいれる時間を慈しむように過ごします。
最期のレッスンは全員号泣の中、会員や仲間のスタッフからのメッセージがいっぱい詰まったスクラップブックの贈呈と、いつまでも終わらない写真撮影で幕を閉じます。
まさに卒業式です。
なりたい自分になるために歩き出す彼らが、ずっと輝きを失わず笑っていれるよう、心からのエールを送りつつ見守り続けていたいと思います。
ミッションパート
佐藤真樹