新年度を迎え、入社して9年目を迎えました。
真新しいスーツを身に纏った新社会人を見ると、自分の入社した当時のことを思い出しますが、それももう9年も前のことだと思うと、時の早さを感じます。
そしてこの時期、営業電話がいつも以上によく掛かってきます。
新入社員が電話を掛けてくるわけですが、正直忙しい時に電話対応をするのは手間ではありますが、明らかに緊張した声で、きっとマニュアル通り掛けてきているのだと思いますが、数をこなさないと慣れないだろうと思うと、ついその電話に付き合ってしまいます。
自分もはじめて園に電話する時、どれだけ緊張して、一本電話を掛けるのにどれだけ時間が掛かったろうかと思い出します。
要件もまともに伝えられず、そして、電話を出られた先生方に私自身も見守られていたのだろうと今になって感じます。
そう思うと、どこの誰か分からない相手であっても、社会の中で見守られ、育てて頂いていることを感じます。営業そのものに乗っかることはありませんが、多少忙しくても電話を受け、話を聞くくらいの心の余裕は大事にしていたいと感じますし、かえって自分の視野を広げてくれていると思うと、有難いことです。
9年目を迎えましたが、入社したあの時の気持ちも大事に、新たな1年を歩んでいきたいと思います。
ミマモルジュ
奥山 卓矢