私たちは「子ども第一義」の理念を大事にしながら働いていますが、大事にしているとはいえ、決して私たちが理念のとおりに「できている」といわれれば、そうはいかない時もあるものです。
ただ、「一円対話」や「ブログ」など、理念やそれに繋がる自分の働く動機や初心に照らして、日々の働きを振り返り内省できる環境が沢山あるため、時に、横道にそれたり迷ったりしても、自分を整え理念や初心を取り戻し前に進める・・・という安心感はあったりします。
そう考えると、理念は「できた」などと完結するものではなく、生き方や働き方のようなずっと続くものでもあり、いつも近くにある判断基準やお守りのような安心できるものなのかもしれません。
そして、昨日の続きにもなりますが・・・
◆希望の循環
http://www.caguya.co.jp/kokoro/21136.html
圧倒的にできている姿を見ること以上に、できていなくても試行錯誤しながら、あきらめずに楽しそうに追求していく姿を見る方が、誰かにとって「自分もやってみよう」と一歩踏み出す勇気が出やすいこともあるような気がします。
立場や職場が違っていても、一緒に取り組む仲間が増えていくことは、とてもありがたく幸せなこと。
そんな豊かさを十分に味わいながら、改めて理念や初心を大事にし続けていくことで励まし合えたらと感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子