長野から戻ってきました。
一週間お世話になった家から戻り、
自宅へ戻りました。
懐かしく、居心地の良い自宅。
しかし、何か欠けているように感じます。
それは自然があるとか、住まいが違うとかという
ハード面に関してではありません。
昔、妻が「子育ては一家族でするのはもったいない」
と言っていたことを思い出します。
快適さと豊かさはある意味で比例しないということ。
私たちは自らの快適さを追求する過程において、
皆との快適さを追求することを忘れたのかもしれません。
自分が思うことを突き通すよりも、自分の利益を考えるよりも、
まずは目の前の皆が幸せになることを思い、行動する心は、
自我という枠を超えた働きであるのだと感じました。
人類が誕生し、4000万年前をきっかけに、子育ては集団で行ってきたという
人類独特の特徴を持っていました。
それが崩壊しはじめて50年。
私たちは「集団」と「自分」という言葉の定義を
改めるのか再認識する時期に来ています。
この過渡期に、子どもたちのために何が残せるのか。
残せることや出来ることはとても多いように思います。
今の時代に自分が出来ることをまずは、
集団の豊かさを味わいながら、歩んでいきたいと思います。
ミマモリスト 眞田