人とのご縁とは本当に分からないものです。
自分には関係ないと思えば、関係ないままにすることもあれば、
自分になぜこんなにご縁があるのだろうと不思議に思うこともあると思います。
だからこそ、分からないものを分かろうとするよりも、
出会えている事実に目を向けた方が、
心も迷わず、頭で変に考える必要もなく、
物事の因果を受け取りやすいように感じます。
ご縁とは、自分に損得があるか、関係性があるかではなく、
全体が自然の法則に沿って動く中での自分であることは
改めて実感するところです。
そう思うと、「ご縁」とは「自分が何をしたいか」という目線で見ていたところで
掴めないことが分かります。
「時代」や「世間」。「地域」や「世界」。「友人」や「家族」。
それぞれが何を必要としているのか、
何をすると喜ぶのか。
それを求めてそれぞれがどう転がっていこうとしているのか。
それを見つめることで自分が出会うご縁が見えてくるのだと感じます。
ミマモリスト 眞田 海