先週日曜日、テニスの部活に参加した際のことです。
GW明けにペアを組んでテニスの大会に出場した相手から、
こんな相談を受けました。
「丸(私の呼び名)は試合中に怒ったり、指摘したりしないけど、
いつも組んでいるパートナーは、指摘もすごいし、大変なんだよね。
なんでこんなに違うんだろうか」
そのパートナーと呼ばれる人は私もよく知っている人ですが、
それを聴いて、感慨深い思いになりました。
試合中に、怒れたり、指摘出来たりするパートナー。。。
あの温厚なあの人がそこまでするなんて、、、
人を嫌な気持ちにさせるのが嫌いな人。
そこまでするのは、よっぽど相手を大切に思う気持ちが強いのだと感じます。
私はそこまで言えるかというと、その人には言えません。
そう思うと、良いパートナーを持っているなぁ、、、と感じたので、
そのことを伝えると、
結局、試合後に喧嘩にはなったものの、
お互いに思っていることを言い合い、仲直りをしただけでなく、
お互いの思っていることを今までよりずっと理解できたんだと言います。
テニスの指摘内容も、指摘してもらえなかったら分からなかったと
今ではすごく助かっているそうです。
そう思うと、どちらがいいかというよりも、
どちらも違うタイプがいてくれることが、幸せなことなんだなと
改めて感じます。
そしてまた、その本人がどんどんと上達していっている理由に
その本人自身が嫌な声や嫌な態度からでも、しっかりと「聴く耳」を持ち、
そして自分を改めて、改善していく本人自身の「素直さ」を見ると、
子どもたち同士のような、姉弟同士のような
そんな関係性のようにも感じ、
素敵なペア、成長するペアの要因を見たように感じます。
ミマモリスト 眞田 海