梅雨入りが近づいているかんじがしますが、気象の動きや動植物の変化を知らせる「七十二候」を調べてみると今は「麦秋至(むぎのときいたる)」。
四季では初夏ですが、この時期は麦の実る時期なので、 収穫の時を表す「秋」という言葉と「麦」を組み合わせて「麦秋(ばくしゅう)」と言い表します。
また、この頃に麦の穂を揺らしながら吹き渡るさわやかな風は「麦嵐」「麦風」「麦の秋風」、そよぐ穂を「麦の波」、降る雨を「麦雨 (ばくう)」、麦の種まきや刈入れにぴったりな日は「麦日和」と言ったりもするそうです。
暑くなるこれからの季節は、麦茶やビールがより一層おいしく感じますが、これも季節に合ってるからなのかもしれませんね。
そんなわけで、今年は鳥被害もあって貴重な収穫となった我が家の小麦ですが、
◆小麦の収穫 ~2019年~
http://www.caguya.co.jp/kurashi/21771.html
それでも、食べられずに残った麦もありましたので、社内の室礼に盛らせて頂きました!
今年は特に収穫のありがたさを感じるからこそ、来年用の種を確保して残ったわずかな小麦でパンをつくってみたり、その自然の恵みを皆と一緒にありがたく大事にいただけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子