連日の季節外れの暑さの中、子どもの小学校の運動会がありました。
子どもの行事といえば、親はカメラとビデオカメラを構えて…というのが定番スタイルですよね。
我が家も前日から両方の充電をして、準備万端!
当日、よし撮るぞ!と電源を入れてみると…
SDカードの容量がいっぱいでメモリがありませんの表示が…。
しかもカメラもビデオカメラも両方です。
やってしまった…という絶望感の中でも次々と競技は進んでいくので、今回は全記録をスマホに頼ることにしました。
そして後日、ママ友から「運動会の写真を送るね」と連絡があり、友達と皆で撮った集合写真のことだろうと思っていましたが、
なんと我が家の娘と息子の写真を150枚ほど送ってくれたのです…!
その方は私がSDカードの失敗をぼやいているのを聞いて、頼まれた訳ではないのに機転を利かせて撮ってくれたのです。
自分の子どもでも150枚も撮ったことはありません。
「自分の子よりたくさん撮っちゃった!」と笑いながら、何も言わずに当たり前のようにしてくれた善意がとても嬉しく、感動と感謝で胸が熱くなりました。
小学校へ入学してから4年ほどのお付き合いになりますが、お互いの子どもを自分の子どものように褒めたり叱ったりするようになる中で、
子どもたちの成長も一緒に感じることができたり、自然と一緒に育てている感覚になれる存在は、今の時代に子育てをするものにとってかけがえのない大切な存在だと感じます。
子育てに限らず、仕事でも家庭でも“お互いさま”な面があると思います。
今は周りに助けられてばかりですが、お互い助け合って生きていけるように、私も誰かのために自分自身を使えるような生き方をしていきたいと思わされる出来事でした。
美化コーディネーター
眞田 由莉