自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/07/19

木の実

本日「イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか」の著者である
森林インストラクターの渡辺一夫様より、
社内研修をして頂きました。

研修は「木の実」に注目して、
なぜ樹木は果物を実らせるのか?
なぜ樹木は種子を散布するのか?等
スライドを元に、ご説明頂きました。

樹木が勢力範囲を拡大していくために、
風や動物を利用して、種子を散布していくということを、

具体例を見たり聴いたりし、
とても興味深いものばかりでした。

これまで、あまり着目していませんでしたが、
樹木の側から見ると「種(しゅ)」の生き残りをかけて、
必死なことが伝わってきます。

自分自身、生きる上で「自分らしさ」を追求したりもしてますが、
樹木はそんなこともなく、
種が生き残り繁栄するのであれば、
自分はさておきそれでいい、というかんじがします。

これら樹木等の自然と、自分自身の違いをあまりにも感じ、
なんだか複雑な気持ちになりました。

自然から見た新たな視点に驚くことばかりですが、
せっかくなので「人間とは何か?人生とは何か?」と
改めて向き合ってみたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子