昨日の続きですが、
家族ごとにテントを張らず、
「男子」や「女子」や「子ども」
「小規模テント」「大規模テント」というように、
集団を大きく見立て、そして個々の選択の自由度を高めるということの
メリットを今回のキャンプでは感じました。
これならば、あと数家族は同じ装備でもキャンプに出られますし、
より「コーポラティブ」な関係性が増えます。
クラスごとに保育をしていた園さんが、
異年齢にしてゾーンを設置すると、
子どもたち同士の関係性が生まれ、
今までのクラスごとの保育の時よりも
もっと子どもたちに任せたりできる。
そんな声をよく聞きましたが、これは大人も同じなのだなと
改めて感じます。
各家庭ごとに生きていく現代と、
「地域」や「村」という集団で生きてきた時代。
今、時代は人類の智慧と逆行し、より忙しく、
より非効率的になってきているのだと感じます。
本来の「場」という知恵をもっと活かせる社会づくりを
今の私たちがしていく必要を改めて感じています。
ミマモリスト 眞田 海