子どもたちの夏休みの宿題も、昔よりも随分と増え、
大変そうだなと思います。
やらされることへの嫌悪感を持ちつつ、
やらなければと思う心もあり、
そのバランスで葛藤しているようですが、
親として出来ることといえば、「楽しそうにやれる」
手助けや声掛けが大事なのかなと思います。
いくらやれやれと言っても、やらされて行う宿題の
効果の低さは際立ちます。
「自由研究」という言葉が持つ「自由」すら
やらされれば自由が押し付けられるからです。
しかし、言い換えれば楽しむ流れが出来れば
自由研究ほど楽しいものはないのかもしれません。
今年も、子どもたちと一緒に何を研究するのかを
決めたり話し合って「楽しむ」プロセスを得るまでが
一番時間がかかったように思います。
本人が心からやりたいこと、研究したいこと、
深めたいこと。
そんな興味関心に耳を傾け、寄り添い、
支えるためには、どうも「正しい」よりも「楽しい」を
一緒になって優先していく必要があるのかもしれません。
自分自身の探求心と向き合いのも同じこと。
自分の中にある「正しさ」や「前例」「常識」に耳を傾けるのではなく、
自分自身の興味関心に寄り添い続けることを大事にしていきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海