今夜の聴福庵での夕食は、かまど炊きご飯&焼肉でした!
朝から1日中、柿渋塗りの外作業を行っていてお腹がすいていたことも重なり、作業を共にした仲間と一緒に、囲炉裏を囲んでとてもおいしくいただきました。^^
そんな焼肉ですが、今回初めて「義経鍋」と呼ばれるものを使わせてもらいました。
こちらの鍋は、義経が平泉に落ちのびる途中、弁慶が鴨を捕らえ、かぶとを鍋の変わりに使ったのが発祥とされるようですが、微妙に傾斜が付いていて先端の溝に油が溜まるので、煙が出にくいという優れもの!
そして、こんな風に道具の名前や由来を知ることで、より楽しくより道具への愛着も沸いて、より食事の味わい深さも増してくることも感じます。
忙しい現代社会の中で、早く答えや結論を求めがちだからこそ、そのものの背景やストーリーなどを知ることの豊かさを大事にしながらバランスをとっていきたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子