私たちが病になると病院に行って
治療をしてもらいますが、
病になる原因がなくなるわけではありません。
治ったわけではなく、症状を除去しただけですね。
そのうち、病になっても治療してもらえるからと、
病になる原因から目を背けてしまうことも多々あります。
頭痛がすれば痛み止めを飲む、
腰が痛くなれば針や整体に行く、
腫瘍が出来れば取り除く。
文明が進み昔と比べ、私たちの人生は驚くほどに
早いスピードで動いている中で、
私たちの体は体調を崩すことで様々なメッセージを
送っているように思います。
生き方と働き方、暮らしと働き方。
そのバランスを整えていかなければ、
いくら生産性を上げたところで、
結局は体を蝕んでいき、治療では回復しなくなり、
長い目を見れば最も生産性の悪い世の中になっていきます。
令和という新しい時代に、もう一度真剣に
「生きる」ということ、「働く」ということ、「暮らす」ということを
考え直すタイミングが来ているのだと思います。
ミマモリスト 眞田 海