「意識」とは目に見えないものです。
そして鍛錬を忘れると確実に「意識」は下がってきます。
「何のために」という大義や初心を忘れれば、
自然と「被害者意識」となっていくように思います。
致知の8月号の巻頭言ではこうあります。
「何事にも『させられている』『してくれない』『すべてを他人のせいにする』
のが被害者意識である。
これに対し主人公意識は、自分の人生はすべて自分が主人公であり、
責任者であるという意識である。」
とあります。
「意識」とは、中々一人では保つことが難しいものです。
良き習慣や良き環境が必要です。
一円対話という習慣に私は助けられていることを実感します。
「仲間がそれぞれの初心から振り返った気づきを傾聴する」
という習慣は自分の「意識」を磨いてくれる有難い機会です。
そして、一円対話を通して自らを省みて内省する機会は
自らの「意識」がどの高さかを気づかせてくれます。
「意識」という目に見えない暗在的な世界に心を傾ける機会を
どれだけ働きや暮らしの中に取り入れているのか、準備をしているのか。
そういった環境設定を大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海