昨日に引き続き「場のシンポジウム2019」での学びについてです。
『喫茶ランドリー』のオーナーである田中様からは、
「優秀であれ、プロであれ」という社会的価値観に疑問がある。今は、なんでもプロがやってくれて受動的になりやすいけど、うちの喫茶ランドリーは、人間がやっているんだからいつ来ても同じじゃない。非人間性なんて目指さない。能動性、主体性を活かした働きをしてもらいたいから「好きなように働いて」とスタッフには伝え、小言を言わないようにしている。
・・・というお話がありました。
また「まちづくりにはリーダーとかプレーヤーとかはいなくて、ひとりひとり皆がまちをつくっている。」というお話を聞きながら、これはまちづくりだけでなく、会社や社会においても同じことだと感じました。
以前から私は、カグヤは「子ども主体の保育」を応援している会社だからこそ、自社の中でも管理されたり上下をつくらずに、それぞれが主体で働くことができる会社だと信じてますし、そんな会社の実現、働き方の実現が、そういう社会づくりに繋がるとも信じているので、お話をきいて、なんだか嬉しく力を頂きました。
生きにくい社会も生きやすい社会も、誰かがつくってくれるわけではなく、つくるのは私たち一人ひとり。
同じ理念を握った仲間と一緒に、希望を持って、自分が、自分たちができることを着実に積み重ねていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子