昨日、今日の2日間でギビングツリー主催の「職域別セミナー」が開催される中、藤森先生から興味深いお話をお聞きしました。
最近は「うちの子に歯を使わせてかわいそう」と、素麺までミキサーにかけて子どもに与える親がいるそうですが・・・^^;
もともと人間の歯をみてみた時、門歯、臼歯、犬歯が2:4:1の比率で成り立っており、
それぞれの歯の役割からみてみると、「門歯が野菜をかみ砕く、臼歯が穀物をすりつぶす、犬歯が肉をひきちぎる」ものなので、野菜、穀物、肉を2:4:1の比率にして、それぞれの歯を全部使わせるのがいいそうで、
そのため「食べづらいから」などと言って小さく切るのは、門歯や犬歯を使わせないのと同じことになり、必ずしも子どものためとは言えず、大きくしてかみ砕く、引きちぎらせるのも必要だということです。
人体のつくりなどを見て、原点をたどっていくというのは、確かに自然なことですし、もともと意味があってそうできていたり、進化しているのに、それを安易に変えてしまうと、確かに弊害が出るというのも納得。
どうしても今の常識や自分の価値観で物事を見がちですが、そもそもの原点を見つめなおしたりしてみると、色々とおかしなことにも気付けるような気がします。
こんな風に原点から何が自然なのかを判断していくものの見方や学び方は、本質をたどるようでもありとても面白そうですから、自分自身も大事にしながら、色々と見直してみたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子