先月は誕生日だったため、クルーのみんなが親あてに
メッセージと写真を送ってくれました。
そのお礼にと母が会社にコーヒー豆を送ったのですが、
その時に母から連絡がありました。
「知り合いがインドの人と結婚してね、そこは虎や象がいるような
大自然の中で共生している農園でね、それを日本に持ってきて、
丁寧に選別して、焙煎したばかりのものなんだって。」
と言われたのがとっても嬉しかったんです。
その理由は、、、ご縁があるものを頂けたからです。
母親のご縁のある人が作ったものを頂けると、
そのものの味わい以上に、ご縁の味わい深さを感じられますが、
それがとっても幸せだと思うのです。
最近は社内の初心会議のモーニングの実践でも、
ただ「美味しい」ものを追求するのではなく、
「ご縁」や「プロセス」、「物語」を味わうことをテーマにしていたこともあり、
「味わい」というものに対して随分とスタンスが変わってきたからかもしれません。
私自身、忙しいとすぐに、「味覚」や「食欲」や「効率的」な食事を求めますが、
心豊かに「食」を営むには、そこにある「ご縁」や「いのち」を頂くことを
忘れてしまっていては、味わうことが出来ないのだと教えて頂いているように感じます。
そのものに耳を傾け、心を傾け、味わっていきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海