先日、福岡の保育園を見学させて頂く機会がありました。
そちらの園では「こうじゃないとダメ」「こうしないといけない」という雰囲気が全く感じられず、子どもも大人も皆それぞれ尊重された中で、のびのび自分らしく過ごしている姿がとても印象的でした。
また、頂いた園のパンフレットには「休む」ことについての記載も。
自分の体をよく知って、自分のペースで休むこと。長い人生を歩む上で、メリハリは大事な要素のひとつです。
・・・と書かれているとおり、園内には保育室だけでなく、エレベーターホールや玄関から続くスペースなどあちこちに、自分のペースで休めるようなスペースが設けられていました。
ちなみに階段下にあるスペースは、時に悩める職員も休みにくるとか?!
本を読んでいる姿も、まるで自宅で読んでいるかのようなリラックスぶりです。
そんな姿を見て、そういえば最近社内でも、模様替えで新たにうまれた和室スペースに、リラックスモードでパソコンを眺めていたクルーがいたことを思い出しました!^^
管理ではなく見守る型のマネジメントを考えた時、より自立した働き方が必要になってくるかと思う中で、自分の体をよく知って自分のペースで休むということも自立のひとつだと感じるものがありますが、
「今日はなにもしたくない」ということも子どもにとっては多くの選択肢の中のひとつということですから、大人にだってそんな選択肢があってもいいような気がしています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子