聴福庵に行く度に、
聴福庵にある暮らしの道具との関係性が深まります。
特に関係性が深まるのは、修繕や修理をすることだと学びました。
今回も少しだけですがまた、そんな機会を頂きました。
壊れかけたものを、治ると信じて、諦めず、
自分の出来る事をする。
「もの」の持ついのちと、「わたし」のいのちが
交わる時まで。
壊れたと思い込んで諦めたら、関係性を自分から
投げ捨てるようなもの。
そしてまた、私のこれからの課題。
壊れない様に日頃から、
関係性を大切に、感謝を込めて修繕する。
「もの」の持ついのちと、「わたし」のいのちが
交わる時まで。
それは人間関係や、自分との関係とも
同じことなのかもしれません。
それを感じられる感性を維持できる大切な文化が
「丁寧な暮らし」のように感じます。
ミマモリスト 眞田 海