時代が変わると小学生も変わります。
娘は小学校四年生ですが、女の子同士の話題はすでに「恋愛話」で持ち切りなのだそう。
「恋愛」なんて言葉を使うことに思わず吹き出してしまいますが、本人はいたって真剣です。
ある日、そんな娘に彼氏ができたと言うのです。
といっても一緒に出掛けたりするわけでもなく、ただお互いを想いあっている、つまり「両想い」のようです。
「彼氏」「彼女」という言葉を使いたいのでしょう、なんだか可愛らしいです。
お相手のご両親とも仲良くさせて頂いているため、家族ぐるみで食事をすることがありますが、本人たちはお互いを意識しすぎて今までのような会話ができず…
それもまた微笑ましいのです。
彼氏ができたからどうだとかいうことではなく、純粋にお互いを想い合っているという気持ちがなんだか温かく、自分以外の誰かを大切に想えるような心が育っているということが素敵だなぁと感じます。
時代は変わり、小学生が変わっても、人を想う気持ちは変わらずにいてほしいと願います。
美化コーディネーター
眞田 由莉