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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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社内木鶏 ~2019年12月~

本日は、月に一度の「初心会議」でした。

 

毎月、初心会議の朝には、皆で人間学を学ぶ月刊誌「致知」を読み、自身の実践と照らし合わせながら、皆で感想を共有し学び合う「社内木鶏」を行っています。

 

◆社内木鶏
https://www.chichi.co.jp/study/contentsstudy/shanaimokkei_about/

 

ただ今回は、昨日福岡の飯塚で開校したばかりの“場の道場”「BA」(Blockchain Awakening)で初心会議を行ったこともあり、時間の関係上、皆で社内木鶏はできなかったのですが・・・せっかくなので、こちらで感想文を発信していきたいと思います。

 

 

今回の「松下幸之助に学んだ仕事観」の記事にある「人間は命令されてやらされる仕事は疲れますが、自分でやりたいと思った仕事は疲れません」や「経営が好きやったらな、どんな辛いことがあっても病気にならんのや。好きやなかったら、病気になるで」という内容からも、改めて、好きであることや主体的であることの大切さを感じました。

 

そして組織内で主体であるためには、文中にあるとおり経営理念が不可欠で、そういう目指すべき最終的なゴールがはっきりしていて、それを本気で皆で大事にしていく風土があるからこそ、主体を持って好きなように自由に働きやすく、成果となって返ってくることができるというのは、カグヤでの経験からも実感するものがありました。

 

そう考えると、松下電機や松下幸之助さんもとても魅力的ですが、私にとってはそれ以上にやっぱりカグヤが魅力的であり「天の声をきいて天に代わって自分がやれることをやらせて頂こう。」という意味でも、自分はカグヤとこうして引き合わせてもらった運命、ご縁を大事にして、それこそ自分のできることをやらせて頂きたいと改めて感じるものがありました。それは「いい会社に入ったと思い続けられるかどうか」の話とも重なりますが、「いい会社に入ったと思い続けるためにも、誰かがではなく自分がいい会社にし続けていきたい」と思わせてもらえるほど、まさに自分の主体が引き出されるようでもあるのです。

 

また、最近は「暮らし」や「徳」などが大きなテーマとなっている中で、「日本の掃除をする前に、身の回りの掃除をせえ。身の回りの掃除ができない人間に、どうして日本の掃除ができるんや」という松下さんの言葉は、耳が痛いものがありました。「掃除の大切さは分かっているのに自分にはなかなか難しいなぁ」などといつも終わってしまうのですが、むしろ「掃除の大切さがよくわかってないからやってみようと。」と自分の捉え方を見直す必要があることを感じます。

 

また、これまで掃除ができないことを、自分の問題にしてかえって向き合うのをやめていたところもあったような気がしますが、「いい会社」とは後に続く子どもたちのために徳を積ませて頂くことでもあるかと思うからこそ、「いかに人を育てるか」の記事にある平岡さんのお話のとおり「人を責めず、自分を責めず、しっかりと問題を攻めて」、個人の問題、自分の問題におさめず、会社としてやってみやすい環境も含めもっと向き合ってみて、身の回りの掃除もしっかりと行っていきたいと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子