年明け2日目、快晴。
娘の念願のスキーをするために、
実家から25分ほどの場所にある町営のスキー場に出かけました。
蓼科山の山腹からは北アルプスがよく見えます。
登山が大好きな私にとって、スキーよりも
むしろ雪山登山がしたいくらいですが、、、
子どもたちが望まなければ正月にこうやって
八ヶ岳に来るなんてないこと。
有難い限りです。
スキーは娘の希望ですが、息子は望んでいないので
母親とソリ遊びと、レストランでおしゃべりを楽しんでいましたが、
やはりお姉ちゃんの姿を見ているとやりたくなったのか、
運動嫌いの息子も今年は午後から参戦することに。
挑戦する勇気はたたえますが、、、、親としては心労が募ります(笑)
一番は
「二人や周りの人々に怪我無く守れるだろうか」
次は
「滑れるようになるまで、自分の体力が持つだろうか(笑)」
ですね。
標高2000メートル、山頂気温-13度の雪山ですから命がけです。
スキーの板が人様に当たればどうなるか。止まれずに気にぶつかればどうなるか。
その意味を伝え過ぎれば今やりたい気持ちを削いで挑戦を辞めてしまうかもしれません。
しかし、やりたい気持ちだけを優先して、人様の命や自分の命に
危害を加えるような行動や意識でスキーをしてもらいたくはありません。
それでも恐る恐る自分の心配を伝えてみると、、、
子どもたちはしっかりと理解していました。
むしろ、その恐怖感を「子どもたちが滑る」という事態になるまで
感じていなかった自分の方が「慣れて」しまっているということに気づきます。
子どもたちは、私が感じている以上に危機感や恐怖をしっかりと持ち、
その上で「挑戦する」ことを選んでいることに気づきます。
リフトの上ではむしろ私の方が沢山、何に気をつけなきゃいけないかを
教えてもらう機会となりました(笑)
親として気をつけなきゃいけないのは、これから子どもたちが慣れてきた時に
この初心を思い出せるようにすることなのだろうなと思います。
ミマモリスト 眞田 海