今日、園さんでの理念研修を見学させて頂きました。
園長からの理念講和で「感謝の心の大切さ」を改めて実感し、
そして各チームからの実践発表がありました。
この一年間、自分たちが子どもたちから学んだこと、
見守る保育を実践する中で気づいたこと、理念に沿って保育を実践してみたこと。
皆さんの渾身の一年の実践発表を、真剣に聴き、自分事として聴き、
共感して学び合っている姿には、感動を覚えました。
それは、子ども同士で学び合う異年齢児保育の理想の姿に近いように思います。
大人から「教わる」ことでもなく、子ども同士の関係性や関わりから
学び合い、真似合い、共感しあい、笑い合う。コーヒージョン(cohesion)のようなそんな豊かな大人集団がそこにはありました。
そして、そんな先生方の姿には、「笑いや五感を使った場づくり」による安心基地があったり、
「お陰様で」と感謝し合う姿がありました。また、お互いが安心して主体的でいられるためにも、
”この組織は一体何のためにあるのか“という「理念理解」と、
”そこに働く一人ひとりが何を大事にして働いているのか“という
「お互いの初心理解」を日頃積み重ねている強さもあるように感じました。
ミマモリスト 眞田 海