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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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一瞬で変わる

富山出張に行った際、今年初めての雪が降ったということで吹雪いていました。東京暮らしのため不慣れの雪の中の運転はハラハラしながらも、キラキラ光る雪や木々に積もった雪がまるで水墨画のようで普段とは違う景色を眺めていました。

翌朝、車はすっかり雪で被っていました。手元にちょうど、ビニール袋があったため、その袋を使いつつ、雪を下ろしながらも、宿の方にお湯を頼んで持って来て頂きました。お湯を掛けると一瞬にして、雪がみるみる溶けて、「こんなにも簡単に溶けるのか〜」と思ってしまいました。

宿の主人曰く、「雪国のことは、雪国の人に聞いて!道が滑るから気を付けて!」と見送って頂きました。

 

その後、保育園に移動し、ミマモリングソフトの説明をさせて頂きました。

こちらの園へは約2年ぶりの訪問で今回は書類改善をメインに、今実際に園で使用している書類が、ソフトのどこの部分に繋がり、どこを削減していけるのか、書類を見ながら先生方と話を進めていきました。

 

いつもカグヤでは研修などを行う際にアクティビティ(アイスブレイク)を行っています。

 

前回は、丸くなってみんなの手を握り合う(手でぎゅ)を行い、先生方がそのことを覚えていてくださり、今回はソウルハンドを行いました。(握手する回数を心の中で決めて、お互いに会えばハイタッチをするゲーム)

 

1分足らずの間でしたが、大いに盛り上がり、ハイタッチが強めの先生や笑い合う雰囲気のまま、書類についての話が進んでいきました。

 

0歳児クラスの先生方から、どういった書類を手書きで書いているのか話を伺っていき、まずは園の状況を確認。

 

そして、改めてミマモリングソフトの全体像、どういったことに活用できるのかを説明したのちに、手書きの書類がどのソフトの機能に代替えできるのかをお伝えしていきました。

 

集まって頂いた先生方はリーダーの先生たちで、「児童票の発達経過記録はソフトで代替えできるね!」「乳児の個別月案も毎月ソフトをチェックしたら減らしていけるね」「要録にも活用できるのは有難い!」と先生方自身で、どうしたら書類を減らしていけるだろうかということを話していました。

 

「お帳面に書いている24時間のスケジュールを、児童票として毎日切って貼っているけど、これいる?なくてもいいんじゃない?」「年案も、年月案にしていったらいいね!今年は毎月書くようだけど、来年以降は次のクラスにも引き継いでいけるからいいね!」と研修が終わった後も、そのまま先生方は話を続けられ、クラスの先生たちに伝える前に、もう一回自分たちで整理しよう!と話をされていました。

 

どうしたらもっと活用できるだろう?と思っていた先生たち心の氷が溶けていくかのように、勢いよく改善が進んでいく先生方の姿に、朝お湯で一瞬のうちに雪を溶かしてくれた宿の主人の顔が浮かびました。

 

どうしたらいいかが分かると一瞬で変わっていく、そんなことを感じました。ミマモリングソフトにおいても、何かそういった資料なりを用意して、より先生方が保育に活かせるよう自分自身が変わっていきたいと思います。

 

 

ミマモルジュ

奥山 卓矢