こんにちは、眞田です。
急に冬の風を感じられるようになってきました。
気候が変わるといろいろと変わるものがあります。
2週間前から糠床始めたのですが、きゅうりの浸かり具合も、
台風明けの暖かい日と、寒い日では違う事に気づきます。
そもそも、糠床を始めたのも子どもたちの食生活を見ていての事でした。
きゅうりは好きですが、そのまま以外は食べないし、その他の野菜も
そんなに食べない。。
思い立ったのが、母が漬けてくれた糠漬けの味でした。
わざわざ食べたいとも思わない野菜の数々も、
糠漬けになって出てくると、兄弟奪い合うように食べた記憶が
あったのです。
きゅうり、にんじん、大根、セロリ、なす、みょうが、
長いも、パプリカ、エリンギ。
どれもこれも、母が糠床から出すところ、明日の為に入れるところ、
そこまでを見届けたくなるほど、美味しかった記憶がありました。
そこで、米ぬかと塩とお湯で糠床づくりを始めました。
本当にただのこれだけの材料で糠床が出来るのか、、
心配で仕方がありませんでしたが、調べてみると、
糠に含まれる乳酸菌、掌にある乳酸菌、野菜についている乳酸菌、
色々なものが合わさって、2か月ほどかけて乳酸発酵を繰り返し、
ようやく出来るのが糠床と知った時、なるほど、、、これでできたのではなく
ここからが始まりなのか、、、と楽しくなりました。
作る人によって味が違うのは、作る人が持っている菌、
その人が入れる野菜についている菌、色々なものが違っているからこそなのだと
教えて頂きました。
娘や息子にも、掌を糠に入れてもらい、遊びながら
完成までの残り一か月を見守っていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海