今日は11回目の結婚記念日ということで
例年は夫婦で出かけるんですが、、、、
今年は子どもたちも(息子のみが強烈に)
一緒に過ごしたいというので、皆でお出かけすることにしました。
「息子がパパとママの出会った場所とか、暮らしていた家とか興味あるみたい」
ということで、妻が娘にも聴いてみると娘も行ってみたいということで。
「パパとママの出会った街にお散歩&お食事ツアー」
に出かけることになりました。
でもこれ、数年前の結婚記念日に夫婦でだけならやったことがあります。
おんなじことをまたするのかー?!なんて思っていましたが、
子どもたちがいると同じ街でも楽しみがまた違いました。
「ママは18の時に1人暮らしを始めたんだね」
「こんな感じの家に住んでたんだね」
「ママはどのお店で鮭と納豆を買っていたの?」(笑)
「パパはこの街で生まれて育ったんだね」
「パパも一人暮らし出来るんだね」(怒)
「出会わなかったらどうなってたんだろう」
などなど、夫婦の「思い出」ではなく、
子どもたち自身の人生に重ねて街を見ていたのが印象的でした。
ある意味で、子どもたちにとっても「原点」なのかもしれませんね。
自分たちがどこからきて、自分たちの親がどんな風に出会い、
どんな場所で暮らしてきたのか。
まだ今の幼い時期なら興味があるんですね。
私は小学2年生、4年生の時にはそんな興味まったくありませんでしたが、、、(笑)
しかし、それは、私の父と母の原点である出会いの場所、暮らした場所で
私自身もそのまま育ったからかもしれません。
今思うと、娘や息子たちからすると、この場所は私と妻との原点でもありながら、
私の父と母の原点でもある、そんな不思議な場所なんですね。
そんな不思議な「場」。
私にとっても妻にとっても、
いつか夫婦二人だけになった時には
この場所でまた暮らしたいねという場所です。
夫婦としての原点の場所。
家族としての原点の場所。
様々な人生の節目を支えてくれる「居場所」を
これからも大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海