スギ花粉が本格的に飛びはじめましたね。
加齢のせいか幾分症状も軽くなってきて、マスクさえしていれば薬は飲まずとも平気ですが、いまだ目のかゆみと喉のイガイガには悩まされております。
毎年この季節になるとテレビやネットで花粉症対策が話題になり、自分に合うものを探すべく色々試すのですが、今年は新型コロナウイルスが拡散している非常事態で新しい情報がなかなか入ってきません。
そこで、ここ数年継続して実践している「腸内環境を整えて免疫システムを正常にする花粉症対策」を進化させ、食べ物から乳酸菌を体に取り込むだけでなく、腸の動きを活発にする「腸マッサージ」をすることにしました。
まずは、マッサージ棒を用意します。
すりこ木棒のようにちょっと太さのある15~20cmくらいの長さのもので、できれば先はあまり尖り過ぎないものがベストです。
無ければ500mlのペットボトルでも可能です。
やりかたは簡単で、仰向けに寝たらおへその周りをマッサージ棒でグゥ~っと押し、それをおへそから徐々に外側に繰り返し行い、腸全体をマッサージしていくだけ。
私はマッサージ棒の上から手のひらで押しつながら、グルグル回してほぐしています。
日常動作でもお腹に力を入れる動きが多いので、腸の周りの筋肉がどんどん固まってきます。
そうすると腸も動きが鈍くなってしまいます。
たまにちょっと押しただけで強い痛みを感じる日があり、そんなときはまず手のひらや指先で優しく押ながらほぐします。
最初は痛すぎて押すことすらできず、右の骨盤から左の骨盤に向かって上から下へと優しくなでるだけでした。
でもこれを毎日繰り返していたら腸が柔らかくなり、胃も快調、寝起きもスッキリするようになりました。
ただ、ご飯を食べたすぐ後にマッサージすると泣くほど気持ち悪くなります。
もし挑戦される方がいらっしゃっいましたらご注意くださいませ。。。。
それともちろん、妊婦さんは絶対NGです!
こうした体質改善は効果を実感するまで時間がかかります。
それでも継続することで自身と向き合い、体の声を聴く意識が養われるように思います。
そういった観点からいえば、毎年訪れる花粉症という症状も、自分の身体に目を向けることを思い出させてくれる有難い声なのかも知れません。
ミッションパート
佐藤真樹