こんにちは、眞田です。
気が付くと今年ももうすぐ終わりを迎え、新年が近づいてくるのを感じます。
本当に、日々は過ぎ去り、随分と早いものだと感じます。
そんな日々の中、先日の朝に勇気と信じる心を貰った
温かいエピソードがありました。
出社の際、いつもよりも10分ほど遅れて新宿駅に到着した時の事でした。
走って会社まで行こうかと考えながら急ぎ足で会社方面へ向かって歩く中、
5メートルほど左の地面に落ちている定期入れが一瞬視界に入りました。
そのまま一歩、二歩、と歩く中で、
心の中の自分が話しかけてきます。
「今、見えたよね?!一瞬だけど、絶対定期入れだよね?!」
「忙しいとか、急いでいるとか、関係ないんじゃないの?!」
「きっと困っているはず」
「自分の信念は曲げちゃだめよ!」
と、会話をし、、、
すぐさま踵を返して定期入れの方へ振り向くと、
品の良い初老の女性が丁度定期入れを拾おうとされるところでした。
振り向いた私を見て、微笑む女性。
そして定期入れを拾い、そのまま頷く女性。
私も自然と微笑みが生まれ、そして、女性の頷きに会釈して
その場を去りました。
時間にしてほんの数秒の事でしたが、
私は、その初老の女性に自分の信念も、
そして自分の事も守って頂いたような感覚を得ました。
言葉では中々伝える力を持っていませんが、
信念に従って行動をして良かった‼‼
と、心から思う瞬間でした。
誰かから見守られているという感覚も、
自分が条件に負けていては得られないことなのかもしれません。
自分自身の信念を条件で左右しないこと。
大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海