週末に小麦の種蒔きをしましたが、
その場所は、今年収穫した小麦と同じところです。
そして実際、その場所では、
6月に小麦を収穫してから、今回の種まきの間、
大豆を育てていました。
・・・といっても、手入れを怠ったせいか、栄養不足のためか、
大豆には房ができたものの、実はなりませんでした。
ただ、大豆は「マメ科植物」ということで、
根で、窒素化合物を生産する「根粒菌」と共生しているため、
今回、残念ながら実はならず、
枝豆として食べる夢も叶いませんでしたが、
実際には「土壌を肥やす」という、
大きなはたらきをしてくれているようです。
また、できるだけ自然環境に近い状態を求め、
「自然の山野は耕されていない 」ということから、
今回は、基本的に土を耕さずにやってみることにしました。
そこで、土も耕さず、
大豆も根から抜かないようにして、
根本3cm位から刈り取り、根をそのまま残し、
小麦の種まきをする場所を、準備しました。
大豆を蒔いたのも初めての取り組みで、経験も浅く、
実際に、土が肥えているのかどうか、まだよく分かりませんが、
化学肥料を足さずとも、
こうして生物によって、窒素循環がなされるというのは、
とても自然で魅力的だと感じます。
今後も継続しながら、
自然の力を信じて、確かめていけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子